名護市辺野古の埋め立て承認について、翁長雄志知事は連休明けの13日にも取り消す方向で調整している。米ハワイ州のデービッド・イゲ知事が姉妹都市締結30周年記念式典などのため7~11日に来沖することに配慮した。7日は、県が沖縄防衛局の話を聴く「聴聞」があるが防衛局はすでに出頭に代えて陳述書を提出しており、聴聞に出向かない方針を示している。

翁長雄志知事

 県は、行政手続法に基づき実施すべきだとの国側の指摘に応じ、聴聞を設定した。翁長知事は、7日の聴聞を待って判断すると表明しており、聴聞を終えればすぐにでも取り消すことが可能となる。

 ただ、7日の県議会一般質問や内閣改造、9日のハワイ州との姉妹都市締結30周年記念式典、10、11両日は那覇大綱挽(ひき)まつりに翁長知事がイゲ氏を案内する日程を踏まえ調整しており、連休明けとなる見通しだ。

 翁長知事が取り消した場合、防衛局は新基地建設を進める根拠を失い、作業ができなくなる。防衛局は公有水面埋立法を所管する国土交通相に不服申し立てし、知事の取り消しの一時停止と無効を求める公算が大きい。