那覇市の波之上自動車学校(高田聡社長)は15日、ミニバンタイプの教習車計16台を本格導入した。オートマチック限定普通自動車免許の教習車を、従来のセダンタイプから切り替えた。全教習課程でミニバンを使用するのは全国初という。高田社長は「ミニバンで車両の運転に慣れて、無事故無違反でドライブを楽しんでほしい」と期待した。

ミニバン教習車の納車式を行った琉球日産の仲井間宗雄常務取締役(左)と波之上自動車学校の高田聡社長=15日、那覇市・同学校

 ミニバン教習車は日産自動車の「NV200バネット」。昨年12月には半数の8台を先行導入し、校内でのアンケートでは教習生や教官の評判も上々だったという。

 この日、同校で納車式があった。琉球日産法人営業部の比嘉信彦係長は「日本の市場全体としてミニバンタイプの車種が人気」とニーズの変化を語る。ミニバン教習車は愛媛県と神奈川県に先例があるものの、授業の1講習でしかなく「検定まで行えるのは全国で初めて」と説明した。

 教習生の富濱知成さん(18)は「セダンからの変更で最初は不安だったけど、高さがある分、サイドミラーで後方も見やすく運転しやすい」と笑顔で話した。