【西表島=竹富】竹富町(川満栄長町長)は8日、ヤマネコの保護啓発に連携して取り組もうと、長崎県対馬市と「ヤマネコ愛(あい)!ランド」共同宣言を締結した。イリオモテヤマネコとツシマヤマネコは「ごく近い将来、絶滅の危険性が極めて高い」とされる絶滅危惧種1A類に指定。宣言では両ヤマネコを「人類の宝」とし、「普及啓発活動、人とヤマネコが共生できる環境づくりを共に推進する」とうたった。

共同宣言書を交わす川満町長(左)と比田勝副市長、両地域のヤマネコマスコット=西表島、町離島振興総合センター

 西表島大原地区で開かれた締結式で、川満町長は「今後は両市町の連携と発展、友愛を深めたい」とあいさつ。対馬市の比田勝尚喜副市長は「今週、対馬高校の生徒が西表島でスタディーツアーに取り組む。持続可能な社会を育む教育を進めたい」と相互交流に期待を込めた。

 イリオモテヤマネコ発見50年の記念事業の一環。宣言後は、両地域の専門家が保護事例を発表した。