【東京】名護市辺野古の新基地建設本体工事前の事前協議で、7日に到着した沖縄防衛局の回答に対する県の再質問期限を8日に設定した対応について、中谷元・防衛相は9日午前の閣議後会見で、「不誠実ではない」と述べ、手続き上の問題ないとの認識を示した。

 中谷氏は那覇空港滑走路増設事業の実施設計協議が1回の質疑で3週間で終了した点を強調。「(辺野古では)沖縄県と1か月にわたり協議し、1問1問丁寧に回答してきた」とした上で、「回答期限を2日後(8日)に設定したことは不誠実だとは考えていない」と述べた。

 防衛局は、県による沖縄防衛局へのボーリング調査や環境保全対策などの検討結果に対する回答を6日付で県へ送付し、7日に到着。防衛局は追加質問の期限を翌8日に設定した。県は到着からわずか1日後の期限設定に「事業者として極めて身勝手で不誠実」と指摘。県議会中でもあり、再質問をするかどうかの判断に2週間程度は必要とする文書を7日付で出した。