【東京】島尻安伊子沖縄担当相は9日の閣議後会見で、10、11の両日に就任後初めて沖縄入りし、恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)や宜野湾市の西普天間住宅地区跡地を視察すると発表した。

(左から)島尻安伊子沖縄担当相、翁長雄志知事

 翁長雄志知事との会談は、「お互いの調整がつかなかった。近いうちにお会いできることに期待したい」として、今回は見送る考えを示した。

 市町村や議会の代表、経済団体の代表者らとの会談も予定。島尻氏は「担当大臣として皆さんの話をよく伺い、今後の施策に反映していきたい」と述べた。

■早くも溝? 理由は「日程調整つかず」

 10日に閣僚就任後、初来県する島尻安伊子沖縄担相の日程に、翁長雄志知事との会談がセットされていない。政界からは「知事と沖縄相に早くも溝があるのか?」と観測が挙がっている。

 政府関係者によると島尻氏は当初、10日の午前中に来県する予定だった。この時点では知事との会談が実現する見通しだった。しかし、東京で沖縄担当以外の閣僚公務が入り、午後4時前の沖縄入りに変更した。すると、今度は知事側が公務の時間帯と重なり「日程調整がどうしてもつかなかった」(内閣府関係者)と溝が原因ではないと説明する。

 ただ、11日の那覇大綱挽まつりの会場に知事は出席予定。島尻氏も出席したい意向を示し、調整を続けている。初会談は、まつり会場の来賓席で、ニアミスとなる可能性もある?