地上は焼け野原と化し、海には軍用船の残骸。「空だけが青く、きれいだった」。那覇市の森山英子さん(85)の脳裏には、その情景が今もくっきりと刻まれている。南西諸島が米軍機に襲われた10・10空襲から10日で71年。家を、母校を奪われたあの日を振り返り、「戦争は何も生まない」と実感を込める。