古紙や空き缶などの資源化物の持ち去りを条例で禁止している那覇市は9日までに、悪質な違反をした男性に対し、過料1万円以下の行政処分を行うことを決めた。市では持ち去り行為による被害が多く、今後は違反者を特定し、行政処分で対処する方針。

 市クリーン推進課によると、男性の持ち去り行為は1年半以上前から確認されていた。軽トラックに古紙を詰め込み、無断で持ち去っていたという。9月24日に命令書を交付したが、10月1日に違反行為を確認したため、過料に至った。

 市では古紙の搬入量が最も多かった2002年度に比べて14年度は搬入量が激減し、資源化物の収益金約6千万円の損害が出ている。「市廃棄物の減量化の推進および適正処理に関する条例」に基づき、勧告書交付などの措置を経て罰金を科すとしている。