【松田良孝台湾通信員】北部地区の特産品や観光をPRする展示販売会「かなさんどー琉球やんばるフェスタin台湾」(名護市商工会主催)が13日、台北市内で開かれた。名護市を中心に17社・団体が約80種類の商品を出品、沖縄音楽のミニコンサートも人気を集めた。

台湾の人たちが大勢集まった「かなさんどー琉球やんばるフェスタin台湾」=13日午後、台北市内

 販売会は小規模事業者が連携し、海外での販路開拓やニーズを把握することが目的。14日までの期間中、お菓子や調味料、泡盛、化粧品、雑貨などを販売。15日は台湾の業者と商談会を開催し、17日から31日までは、台北市内の別の店舗で委託販売する。

 土産品を企画・製造する琉球ワークスは名護市内の直営店や取引先の土産物屋に台湾からの観光客が増えていることから販売会への参加を決めた。岩月昭雄社長は「台湾の人が沖縄のどんな物を求めているかを聞き、今後に生かしていきたい」と話す。

 今帰仁酒造で営業を担当する上里賢二氏は「梅酒がよく売れる。台湾への売り込みは関税の高さがハードルだが、勉強になる」と手応えを話した。人気観光地の古宇利島を訪れた台湾人観光客が工場見学に訪れることもあり、「インバウンドのニーズも把握できれば」としている。

 同商工会の金城茂孝経営指導員は「今回構築したネットワークを生かして販路拡大に取り組む業者を支援していきたい」としている。