15世紀から続くといわれている伝統行事の那覇大綱挽(ひき)が11日、那覇市の国道58号久茂地交差点周辺であり、約27万5千人(主催者発表)が詰め掛けた。ことしは東が3.5メートル差をつけて勝利し、通算成績を14勝13敗15引き分けとした。

熱戦を前に金色のテープが空中に舞い、盛り上がった那覇大綱挽=11日午後4時27分、那覇市久茂地(伊禮健撮影)

 式典では、那覇大綱挽保存会の比嘉稔会長が「素晴らしい綱挽日和。琉球王朝から継承される大綱挽を存分に楽しんでください」とあいさつ。支度対決などが行われた後、「ハーイヤ」の掛け声と爆竹、かねの音が鳴り響く中で、綱挽が始まった。

 道路を埋め尽くした参加者は、わら綱として世界一のギネス認定を受けた全長200メートル、重さ43トン、直径1.56メートルの綱から伸びる手綱を引いて、目いっぱい自陣に引き込んだ。15分ほど引き合いが続いた後に勝利が発表されると、東から大きな歓声と拍手が響き渡った。