ヤギ乳製品の開発に取り組む農業生産法人はごろも牧場(中城村、新城将秀代表)は、ヤギのふれあい広場や加工品の直売所などを備えた観光牧場「沖縄ヤギ王国」を来年5月に開業する。中城村や同村商工会と連携し、食肉卸・小売りのイバノ(浦添市、平良秀樹社長)との新商品開発も計画。月間来場者数500人を目標に、新たな観光施設として地域活性化につなげる。

「ヤギ王国を新たな観光メニューの一つにしたい」と語る新城将秀代表=中城村・はごろも牧場

 同社の牧場約700坪を活用し、新設する直売店で、新商品のヤギ乳ソフトクリームや既存商品のヤギミルク、チーズなどを販売する。

 ヤギ汁やそばなども提供する考え。イバノとヤギ肉を使った商品も開発し、県内のホテルなどへ提供する。

 直売所では同村の島ニンジンやドラゴンフルーツを使ったジュースも販売し、地域農家への相乗効果を生み出す。

 はごろも牧場と中城村、同村商工会、イバノの4者は9月、県商工労働部の「地域ビジネス力育成強化事業」に採択された。ヤギ王国の目玉となるソフトクリームは、23~25日に那覇市の奥武山公園で開催される「第39回沖縄の産業まつり」で先行販売する。

 新城代表は「ヤギを見て、触れて、遊んで、学べる新たな観光施設にしていきたい」と語った。