かりゆしウエアの商標管理団体の県衣類縫製品工業組合(大坪愼治理事長、正組合員19社)が、ネクタイやスーツに合う秋冬用かりゆし「かりゆしドレスシャツ」を開発した。ファッション業界の第一線で活躍するファッションディレクターの森岡弘氏が監修し、県内3メーカーが製造。秋冬のカジュアルやビジネスシーンなどで利用を狙い、ビジネスマンや若者らを中心に販売拡大を目指す。15日に、那覇市のデパートリウボウで発表会を開き、販売を始める。

開発された秋冬用かりゆしの「かりゆしドレスシャツ」

 海邦総研が県から受託した「2015年度県縫製業安定基盤事業委託業務」の一環。県内のジュネ(豊見城市)、日進商会(糸満市)、パイプニット(うるま市)と森岡氏が、「亀甲文」や「四菱木瓜文」など沖縄伝統の文様をモチーフに計9柄15色をデザイン。シャツは、首が太くて胸板が厚い沖縄の男性にジャストフィットするように工夫した。

 シャツは3サイズ。価格は税抜き9800円と1万2千円。商品化を目指したことしは375枚を製造。来年度からは増産、販売拡大を目指す。

 支援する海邦総研の比嘉明彦上席研究員は「県外のビジネスマンも使える。認知を広げ、需要を確認しながら、ブランド化を進めていきたい」と意気込んだ。