早期の心臓移植が必要な翁長希羽(のあ)ちゃん(1)への募金活動が沖縄県内でスタートして、16日で1カ月。賛同企業や募金協力などの支援者は日増しに増え、母親の涼子さん(41)の出身地・熊本県八代市など県外にも広がっている。「のあちゃんを救う会」事務局は「多くの人から支援があり、ありがたい。今後も協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

母の涼子さんの出身地、熊本県八代市でも、募金活動の支援の輪が広がっている。(和久田由美さん提供)

心臓移植手術を待つ翁長希羽ちゃん(「救う会」提供)

母の涼子さんの出身地、熊本県八代市でも、募金活動の支援の輪が広がっている。(和久田由美さん提供) 心臓移植手術を待つ翁長希羽ちゃん(「救う会」提供)

 熊本県八代市では、涼子さんの友人らが有志で支援グループを結成し、募金活動を開始した。代表の和久田由美さん(48)は「市内50カ所に募金箱を設置した。涼子さんが市出身と知り、反響も大きい」と話す。

 涼子さんの出身校、八代白百合学園高剣道部では澤田洋一監督(55)が、卒業生らでつくる「白剣会」に募金を呼び掛けた。涼子さんは同校を強豪にした立役者の一人で、多くの会員が二つ返事で協力に応じたという。同校は学校法人白百合学園の系列で、今後は函館や東京など全国の姉妹校も支援に加わる予定だ。

 「救う会」事務局によると、13日現在の募金総額は8128万円で、目標額は3億2千万円。同会事務所には直接の寄付だけでなく、街頭募金の協力の問い合わせをはじめ、闘病中の子をもつ親や、心臓病の患者からも励ましの電話も多く、事務局は「物心両面で支えられている。目標額に達するまで、これからも協力をお願いしたい」と訴えた。

 「救う会」は17、18日にもイオンモール沖縄ライカムなど県内各地で募金活動を行う。問い合わせは同会、電話098(860)7607。