沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の平良朝敬会長(61)は15日までに、事務局長の屋良朝治氏(56)を解任する意向を固めた。22日に招集する臨時理事会に諮る。OCVBの事務所拡大で屋良氏と三役で見解の相違があったことなどが理由に挙げられている。解任が決まれば、事実上の更迭となる。平良会長は「正式な理由は理事会開催前に公表できない」とし「あくまで人事異動。降格や減給といった処分は考えていない」と示した。理事会で承認が得られると、今後の処遇については三役が決める。新事務局長が決定するまでは譜久山健常務理事(50)が兼務する。

 OCVBは業務拡大で事務所が手狭になり、現在入居する沖縄産業支援センター(那覇市)の別の階で新たに事務所として開設する案があった。三役は近隣の空きビルへ移設する案を示し、事務局長との意見が対立していた。

 理事会は過半数の理事出席で有効となり、出席した理事の過半数で議案が議決できる。理事27人に対し14日付で理事会開催の案内を送付、過半数の出席が見込めることから22日の開催が決まった。理事会の審議事項に人事案についての議案は触れておらず、会長から解任理由も含めた詳細が説明される予定。

 屋良事務局長は1980年にOCVBの前身である県観光連盟に入社、企画総務部長などを経て2013年4月から現職。15年に当時常務理事だった内間仁春氏の退任後はプロパーのトップとして業務に従事している。