【森田のりえ通信員】大宜味村在住のシンガー・ソングライター東風平愛郎さん、友子さん夫婦の「アイモコ」が10日、ロサンゼルス近郊ガーデナ市の教会で初の海外コンサートを行った。

初の海外コンサートを行った東風平愛郎さんと友子さん

 第4回ウチナンチュー・クリスチャン大会の特別ゲストとして出演。三線片手の愛郎さん、友子さんは元衆議院議員の田中真紀子さんのものまねで自己紹介から始めた。以前ラジオのDJをしていたというだけあって、友子さんは軽妙なタッチの語り口で観客をとりこにした。

 愛郎さんはミュージシャンを目指して福岡、東京に住んだが、人間関係のあつれきから人嫌いになり、リタイアをした父親が大宜味村で始めたオーガニック栽培の農業を手伝う。親切にしてもらった近くのお年寄りに喜んでもらうために農業の唄「だぁマン」を作る。それがNHK朝ドラ「ちゅらさん」ブームで一躍脚光を浴びる。

 夫婦デュオ「アイモコ」を結成して10年、ハルサー・ミュージシャンとしてイベントや祭りに呼ばれてコンサートをするようになる。今ではテレビ番組を1本、ラジオのレギュラーを3本をこなす。彼らの歌う「ウチナーグチかぞえうたおきなわ」「アフリカマイマイのうた」など、素朴なメロディーは、しんみりとした温かい心が伝わってくるようだ。

 海外に出て感じたことは「沖縄の人たちのユイマール精神」だと言い、「両手を広げて待っていたかのような心に励まされたコンサートだった」と語った。