【浦添】災害救助犬やセラピー犬を育てているNPO法人沖縄災害救助犬協会が8日、浦添市経塚のデイサービスかじまやーを訪れ、お年寄り18人が犬とのふれあい交流を楽しんだ。東日本大震災の災害現場で救助活動の経験を持つ体長1メートル超のドーベルマン「ダン君」や、仮設住宅で延べ37日活動した体長約20センチのマルチーズ「琉君」など、計5匹がお年寄りの心をほぐした。

ドーベルマンのダン君(中央)になめられる上原清子さん(手前左)=8日、浦添市経塚のデイサービスかじまやー

ドーベルマンのダン君(中央)になめられる上原清子さん(手前左)=8日、浦添市経塚のデイサービスかじまやー

 協会専務理事の幸喜馨さん(63)が、「待て」「伏せ」などと犬に声をかけて日頃の訓練を実演。ラブラドルレトリバーのソラ君はお腹見せてリラックスし、幸喜さんに「でぃきらんぬーって言われるよー。ちゃんとやってよー」と叱られたり、前田節子さん(95)に寄っていってしまい「女の人が好きなんだよねえ」とからかわれたりして笑いを誘った。

 河野フヂさん(87)は「かわいい!」を連発。ダン君に顔をなめられた車いすの上原清子さん(76)は「私も犬を飼ってたことがあってね。1人で散歩に行けるし、ほえないし、とってもお利口で。今でも忘れられないで面影あるよ」と懐かしそうに目を細めた。