2月4日投開票の名護市長選に出馬表明している現職の稲嶺進氏(72)=無所属、社民、共産、社大、自由、民進推薦、立憲民主支持=は23日、市内の21世紀の森屋内運動場で総決起大会を開いた。辺野古新基地建設反対を掲げ、「子どもたちの未来のために新基地を造らせない」と3選に向けて必勝を誓った。

総決起大会でガンバロー三唱する稲嶺進氏(前列中央)ら=23日、名護市21世紀の森屋内運動場

 会場は同氏のシンボルカラーの青の鉢巻きやジャンパーを身に付けた人で埋まった。稲嶺氏は「1期、2期目で多くの公約を掲げたが、市民の協力を得て、ほぼ実現した」とアピール。

 新基地建設については「私たちには子どものために平和で安心、安全な街をつくる役割がある。再編交付金がなくても財政は安定させられる。50年先の名護市を見据え、市民と汗をかきながら歩く政治をまっとうしたい」と強調した。

 応援演説で翁長雄志知事は「負きてぃーないびらんどー(負けてはいけない)」と鼓舞。「美しい大浦湾を埋め立てて新基地を造るのは絶対に許さない。米軍基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因。県の観光、経済の伸びしろは名護市、北部にある」と強調した。

 21日の南城市長選で初当選した瑞慶覧長敏氏も駆け付けた。「南城で勝てば、名護も知事選も勝てるという思いで闘った。ぜひ稲嶺さんを名護市のリーダーにしよう」と呼び掛けた。

 大会では自由党県連の玉城デニー代表が市財政の健全さを指摘したほか、推薦した各政党の国会議員らが登壇し、支持を訴えた。