【東京】第22回新聞労連ジャーナリズム大賞の授賞式が23日、東京都内であり、沖縄タイムス社会部教育班の「県副知事による教員採用試験口利き問題のスクープと一連の報道」に優秀賞が贈られた。

鎌田慧さんから賞状を受け取る鈴木実記者=23日、東京・台東区民会館

 選考委員でルポライターの鎌田慧さんは「安倍政権と対峙している翁長県政の内部矛盾を明らかにした。ジャーナリズムを全うしたいという心意気が表れている。選考委員の全会一致で受賞が決まった」と講評した。

 賞状を受け取った教育班キャップの鈴木実記者(44)は「報道が翁長県政の足を引っ張ると批判もされたが、受験生一人一人の人生より『政局』を優先すべきだとは思わない。勇気をもって証言した方々に敬意を表したい」と述べた。

 新聞労連は、全国紙・地方紙を問わず、優れた記事を毎年表彰している。今年は15組合から21作品の応募があった。