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  • 島尻沖縄相が一転して無償配布物は「政治活動用ポスター」と修正
  • ブログの「あいこカレンダー」の表示は「誤解を招きかねない表現」
  • 「ポスターと言えば財物と思われないと考えたのでは」と専門家

 【東京】島尻安伊子沖縄担当相が地盤の参院沖縄選挙区の支援者らに自身の顔写真や名前の入った印刷物を無償配布していた問題で、島尻氏は19日、「カレンダーではなく政治活動用のポスターであり、公職選挙法上の寄付禁止に抵触しない」と記者団に説明した。島尻氏は18日まで「カレンダー」と説明、「後援会の会員に配布したもので公選法上、何ら問題ない」としていたが、「ポスター」であるとの主張に修正した。

後援会が配布したとされる島尻安伊子氏の印刷物

 島尻氏は同日夜、記者団の取材に対し「政治活動用のポスターであり、党勢拡大のために配布した。公選法の寄付禁止に抵触しないということをきちっと確認していただきたいと思う」と説明。同氏の事務所も同様のコメントを発表した。

 2009年12月のブログなどで「あいこカレンダー」と称していたことに「誤解を招きかねない表現だった。大変申し訳なく思っている」と陳謝。島尻氏は09年から5年間にわたって配布。自身の大臣辞任など進退については「まったく考えていない。とにかく与えられた仕事を精いっぱいやるということ」と否定した。

 公選法に詳しい専門家は、島尻氏が解釈を変えたことに「『ポスター』と言えば、財物だと思われずに、より公選法に抵触する恐れがなくなると考えたのではないか」と指摘した。