23日から那覇市の奥武山公園で開かれる沖縄の産業まつりでは、泡盛酒造メーカー各社が限定商品を販売する。名字のラベル、古酒、希少な酒「初垂れ」…。各酒造所の見どころをまとめた。

産業まつり限定で、好きな名字ラベルを作ることができる名字ボトル(右)と瓶熟成の14年古酒

産業まつりで限定販売する43度瑞泉King crown10年古酒(中央)や、新商品の10%瑞泉カーブチー(右端)

神村酒造が限定販売する「初垂れ六十六度守禮」(右)と「初垂れ六十五度樽貯蔵」

産業まつり限定で、好きな名字ラベルを作ることができる名字ボトル(右)と瓶熟成の14年古酒 産業まつりで限定販売する43度瑞泉King crown10年古酒(中央)や、新商品の10%瑞泉カーブチー(右端) 神村酒造が限定販売する「初垂れ六十六度守禮」(右)と「初垂れ六十五度樽貯蔵」

■名字印刷OK 久米島の久米仙

 久米島の久米仙(久米島町、島袋正也社長)は、好きな名字のラベルで作る「名字ボトル」(30度、600ミリリットル、税込み1千円)と、瓶熟成14年古酒の「久米島の久米仙」(30度、300ミリリットル、2千円、700本限定)を限定販売する。

 名字ボトルは、4月の発売時には県内の上位15名字のみの対応。ほかの名字を求める問い合わせ、反響の大きさに応えて、今回は産業まつり限定で販売を決定した。

 漢字の名字のみに対応し、注文を受けてからラベルに印字する。3日間で千本の販売を目指す。

 19日に沖縄タイムス社を訪れた喜屋武隆さんは「まつり限定の企画。自分の好きな名字のボトルを作ってほしい」と呼び掛けた。

 ほかにも、毎年恒例の干支(えと)ボトルと、2015年元旦に蒸留した泡盛も販売する。

■古酒勢ぞろい 瑞泉酒造

 瑞泉酒造(那覇市、佐久本学社長)は、「43度瑞泉King crown10年古酒」(750ミリリットル、税込み3780円)や15年樽貯蔵酒「瑞泉KOHAKU15」(40度、375ミリリットル、2970円)などを限定販売する。

 今回は「古酒蔵をまつりへ持って行く」をテーマに設定。まつりで販売する約80商品のうち古酒が9割を占める。

 43度瑞泉Kingは600本、KOHAKUは500本限定。新商品の泡盛仕込みリキュール「10%瑞泉カーブチー500ミリリットル」(10度、1404円)も販売するほか、2003年から15年までの各年蒸留の瑞泉を量り売りする。

 19日に沖縄タイムス社を訪れた佐久本社長は「熟成された古酒の繊細な味を楽しんでほしい」と語った。

■希少な初垂れ 神村酒造

 神村酒造(うるま市、神村盛行社長)は、「初垂(た)れ六十六度守禮」と「初垂れ六十五度樽貯蔵」をそれぞれ数量限定販売する。

 初垂れとは、蒸留を始めて最初の30分間しか取れない希少な酒。華やかな果実の香りが特徴だ。

 「初垂れ六十六度守禮」は、蒸留後5カ月で瓶詰めした。一升瓶は80本限定で1万円(税込み)。300ミリリットルは84本限定で1800円(税込み)。

 「初垂れ六十五度樽貯蔵」はオークたるで、7カ月貯蔵。キャラメルのような甘い香りが特徴という。一升瓶は80本限定で1万円(税込み)。300ミリリットルは138本限定で1800円(税込み)。神村社長は「多くの方に産業まつりに足を運んでほしい」と話した。