【東京】翁長雄志知事は20日、内閣府で島尻安伊子沖縄担当相と会談し、政府と県で協力して沖縄振興を推進することを確認した。両氏の会談は島尻氏が沖縄担当相に就任後初めて。

翁長雄志知事(左)と握手する島尻沖縄担当相=20日午後、内閣府(代表撮影)

 会談の冒頭、島尻氏は「沖縄振興で県と連携をとってやっていきたい」と述べ、沖縄振興に全力を挙げて取り組む考えを示した。

 翁長氏も「大変頼もしい方が沖縄担当相になった。沖縄のために力を貸してほしい」と歓迎した。名護市辺野古の新基地建設問題に対する両氏の考えは真っ向から対立するが、沖縄振興を推進する立場では一致し、融和ムードをみせた。

 翁長氏は会談後、島尻氏について「私が那覇市長時代の那覇市議会議員で、参院議員になるときは私も応援した」と、これまでの関係性に触れ、「(島尻氏の)政治姿勢や真面目さはよく分かっている。沖縄を熟知しているし、頑張ってもらいたいと話をした」と会談内容を説明。島尻氏から「経済面やソフト面、子どもや介護、女性に関する施策をきめ細かく取り組みたい」との話があったといい、「県政としても(方向性は)一緒なので力を合わせて頑張ろう」と応じたという。

 会談は約10分。名護市辺野古の新基地建設問題の話題は出なかった。翁長氏は「沖縄担当相は基地とは関係ない」との認識を示した。