2018年(平成30年) 2月23日

沖縄タイムス+プラス ニュース

多すぎる米軍トラブル 運用に無理があるのでは?

◆植村秀樹・流通経済大教授

植村秀樹さん

 不具合が多すぎる異常事態で、米軍内で何らかのおかしなことが起きているのは間違いない。

 窓の落下や不時着などのトラブルがあっても、機体の構造には問題はないと飛行を再開してきた。確かに構造上の問題ではないのだろうが、私は運用に無理があると思っている。具体的にはパイロットや整備士が十分な訓練を受けていないために必要な技能を持たない、あるいはしっかり休養を取らないまま勤務していないかといったことだ。

 いずれにせよ本来なら米側がトラブルの原因を調査・検証し、抜本的な改善策を示すまで日本政府は飛行を認めるべきではないのに「大丈夫」「問題ない」と言われれば、すんなり受け入れてきた。

 さすがに小野寺五典防衛相も今回、同型機の飛行停止を求め、怒っているというポーズはしたが、無視される形で飛行が強行された。日本の弱腰を見透かしている米側に、なめられっぱなしでいいのかと言いたい。

 命に関わる大事故は、いつでも起こりうる。国民の生命財産を守る主権国家として、日本政府の本気度が問われている。(談、安全保障論)
 

これってホント!? 誤解だらけの沖縄基地
沖縄タイムス社編集局編
高文研
売り上げランキング: 24,236

あわせて読みたい

関連リンク

沖縄タイムス+プラス ニュースのバックナンバー

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム
24時間 1週間
24時間 1週間