沖縄県商工会連合会の當山憲一会長は22日、北谷町内で記者会見し、50代の元女性職員が職員向けの貸付資金から約2千万円を着服していたと明らかにした。元職員は実際より多く借り入れの申し込みがあったように装い、水増し分を着服。不正が発覚しないよう、会計帳簿や関係書類などを改ざんしていた。同連合会は業務上横領の疑いで刑事告発する方針。

 元職員は連合会の経理担当だった2007~12年、30数回にわたって資金を不正に引き出した。13年4月に北部地区の商工会に異動し、同年8月に早期退職。後任の経理担当者が金銭の出入りに不審を抱き関係書類を照合したところ、今年5月末に不正が発覚した。

 元職員は着服を認め、資金は生活費や住宅ローンの返済、消費者ローンの返済に充てたと話しているという。