沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、平良朝敬会長)は22日、第3回臨時理事会を那覇市内のホテルで開き、屋良朝治事務局長の解任を賛成多数で決定した。屋良氏は同日付で事務局長を解任され、今後は参与として継続勤務する。事務局長の後任が決まるまでは譜久山健常務理事が兼務する。

事務局長を解任する議案について説明する平良朝敬会長(右)=22日、那覇市西・ロワジールホテル&スパタワー那覇

 懲戒処分の理由について譜久山常務理事は(1)事務所移転における話し合いの中で事務局長の発言が会議を紛糾させ、それが就業規程に反するものであった(2)組織内の人事異動をめぐり三役の指示に反した(3)常務の専決事項である嘱託職員の任免を三役に事前相談なく実行した-ことを挙げた。

 理事会は、議決権を持つ理事と監事27人のうち17人が出席、半数を超えたため理事会は有効とされ、事務局長任免についての議案は賛成15人、反対2人で決議された。

 屋良氏の今後の処遇について、平良会長は参与として任命し特命事項を担当させる考えを示している。

 懲戒処分に反対の立場の理事で県レンタカー協会の白石武博会長は「屋良氏はプロパーとして長年OCVBを支え、沖縄観光の振興に尽力してきた功労者」との理由から「解任という重大な人事が行われるほどの大きな過失があったとは考えにくく、今回の処分はあまりにも重すぎる」と訴えた。

 事務局長の解任をめぐり、OCVBの労働組合(喜瀬涼子委員長)は19日、事務局長の解任が職員の労働環境悪化につながるとして環境改善に向けた要求書を会長宛てに提出している。

 理事会では、参与の職務を従来の「本社勤務」から「必要と認める部署」への変更や、自主財源の予算執行における三役の権限強化を盛り込んだ規程改定などが議決された。