第一航空の木田準一副社長は23日、沖縄県交通政策課を訪れ、8月に起きた滑走路逸脱事故の影響で運航を停止している那覇-粟国線の再開が、11月末以降となる見通しを伝えた。

 県によると、第一航空は今月中の再開を目指し、再発防止策などを盛り込んだ安全管理に関する社内規定の強化策を15日と21日に国土交通省大阪航空局に示した。だが、飛行再開の了解を得るには、さらに時間を要する見通し。

 県や粟国村は9月に、事故原因の究明と安全確保を求める要請書を第一航空に提出している。県担当者は「まずは安全確保と地元の信頼回復が必要」とし、今後も県や村への説明を通して理解が得られた上で、再開を要望している。

 事故機はDHC-6-400型(通称・ツインオッター)。同社は国と県の補助で2機を購入し、今年8月に同路線に就航させた。事故機は、修理か買い替えの必要性があるのか調査中。1機で再開した場合は、従来の1日3往復は難しくなるとみられる。