県商工会連合会(當山憲一会長)の特産品フェア「ありんくりん市」では、県内外の流通の専門家からアドバイスを受け、改良した商品が並んでいる。国内最大級のイベント出展に向けた支援事業の一環。商品に磨きをかけ、新たな販路開拓につなげたい考えだ。

専門家の助言をヒントに開発したろう製のメッセージボードなどを紹介する、ティンクルラボの上原順子代表=23日、那覇市・奥武山公園内「ありんくりん市」会場

 オリジナルキャンドルなどを製作・販売しているティンクルラボ(北谷町)。上原順子代表は県外のバイヤーから「メッセージ性の高い商品は売れる」との助言にヒントを得た。ろうで披露宴用のメッセージボードを製作し、中断していた「メッセージボール」の製造も再開した。

 上原代表は「商品が必要とされる状況がイメージでき、自信が持てた」と強調。来年2月に東京で開かれる、ファッションや雑貨の展示会「rooms」を目標に、商品のレベルアップを図っている。

 商品開発やブランディングなどを手掛けるスカイ・モーション(東京)の杉原広宣社長は「素材と加工技術、デザインが重要。沖縄はユニークな素材が多く、デザイン性を向上させれば、首都圏でも通用する商品が多い」と強調。

 roomsを企画運営するアッシュ・ぺー・フランス(同)の川口潤マネジャーは「販売エリアや店舗、購買層によって商品設計やブランディングを変える必要がある」と指摘。「付加価値を高めるためにも異なるジャンルに視野を広げ、バリエーションを広げてほしい」と提言した。