沖縄県や文部科学省の2016年度問題行動・不登校調査によると、県内の国公私立小中高や特別支援学校で、学校側がいじめを確認した「いじめ認知件数」は1万2482件。特別支援学校を除けば生徒・児童千人当たり61・1件のいじめが確認されたことになり、全国ワースト4位だった。

 当人が不快に感じれば「いじめ」に含むなど定義が広がったこともあり、県内のいじめ認知件数は前年度に比べ約5倍に増えた。県教育庁は「ささいないじめも見逃さず、認知して解消に努めた結果でもある」とする。

 一方でいじめ発見のきっかけで、いじめられたと感じる当人からの訴えは2割に満たなかった。無料通信アプリ「LINE(ライン)」でいじめ相談を試験的に始めた長野県では、2週間で前年の年間件数の約2倍の相談が寄せられた。