【郷田まみ通信員】日系社会の行事を活気づける琉球國祭り太鼓の公演が12日、ブエノスアイレス市コリエンテス通りのメトロポリタン・シティー劇場で2回行われた。3連休最終日を華やかに締めくくるイベントに、約600人収容の会場が満席となった。

迫力ある演舞を披露する琉球國祭り太鼓=ブエノスアイレス市

 ブエノスアイレス、フロレンシオ・バレラ、コルドバの琉球國祭り太鼓アルゼンチン支部のメンバーに加え、琉球國祭り太鼓ペルー支部からも2人が駆け付けた。また夢海渡太鼓、玉城流翔節会大庭キク琉舞道場による琉球舞踊、JIIUTEIによる三線とのコラボレーションもあり豪華なショーとなった。

 暗く光の落とされた会場正面のスクリーンには、琉球國祭り太鼓の今までの活動を追った映像がドラマチックな音楽と一緒に流れ、観客を琉球へと誘った。玉城流大場道場の踊りとともに「かぎやで風」が披露された。ドンという太鼓の音と勇ましい踊り手の表情、迫力の踊りが見ものの「ミルクムナリ」、軽やかなリズムの「かりゆしの夜」。沖縄文化を知らない観客のためにビデオを使って三線やエイサー、シーサーの紹介も行った。その後には獅子舞が2頭舞台に登場し、会場をあっといわせた。

 真剣な踊り手たちの姿、彼らの笑顔が感動を呼んだ。フィナーレの「あっちゃめー」では観客席廊下を通って全メンバーが舞台上へ。舞台上に立つ全メンバーの誇らしい笑顔が観客にもうつっていた。