【本部】ミカン狩りの季節を迎えた本部町の伊豆味みかんの里総合案内所で10日、第6回カーブチーの日イベント(主催・伊豆味みかん生産組合)が開催された。会場には生産農家や行政担当者、各種団体、観光客が集まり、カーブチーの日を楽しんだ。

カーブチーの詰め放題に挑戦する子どもたち=10日、本部町

 毎年10月の第2土曜日ごろからミカン狩りが始まったことで、カーブチーの日が制定された。イベントでは、地元の伊豆味小学校の児童がエイサー、老人会が踊りを披露し、花を添えた。

 伊豆味区出身の仲田園子さん(47)と娘の萌音さん(17)は「毎年イベントに参加している。生産農家で育ち、昔からミカンが大好き。地元が発展してくれたらうれしい」と話し、詰め放題で取ったカーブチーを手ににっこり。

 饒平名知春組合長は「現在、みかん狩りを経営している農家は15軒ほど。ピーク時は60軒はあった。鳥による被害もあり、後継者も少なく生産量が落ち込んでいる」と説明。一方、「出荷できない小さなカーブチーで作った香水がことし、県知事賞を受賞した」と明るい話題にも触れた。案内所では受賞した香水がお披露目され、手につけ香りを楽しむ客の姿が見られた。(仲間里枝通信員)