【和歌山で知花徳和】和歌山県で行われた全国障害者スポーツ大会が26日、閉幕した。県勢は9競技に66選手が参加、二つの種目で大会新記録を更新し、金8個を含む合計24個のメダルを獲得する活躍を見せた。

全国障害者スポーツ大会の閉会式に参加する県選手団総勢105人(選手66人、役員39人)=26日、和歌山県紀三井寺公園陸上競技場

 重度の障がいがある車いす使用者を対象とした投てき種目ビーンバック投げと、直走路に置かれた赤白の旗門を前進、後進しながら通過し、そのタイムを競い合うスラロームで銅メダルを獲得した新垣大貞さん(54)=南城市=は「練習通りとはいかなかったが、力を出し切ることはできた」と誇らしげ。男子サッカー(知的障害)の上地正也さん(15)は初戦で3得点の活躍。「いつも以上の力が出せた。今後はドリブルを極めたい」と目標を語った。

 県選手団副団長の田中寛さん(65)は「選手が限界を超えることに挑戦する姿勢を感じた」と振り返る。団長の上間彰さん(60)は「選手同士の交流ができたこと、大会新が出たことは収穫だ」と総括した。