【石川達也通信員】ブラジル沖縄県人会(島袋栄喜会長)でこのほど、ユタや神人(かみんちゅ)を招いた第2回座談会が開催され、約200人が参加した。座談会は沖縄の文化を伝えるのが目的。今回はユタで3世の大城マリレナさん(52)、2世の大戸イザベルさん(75)、神人で3世の長浜ベアトリスさん(49)が、先祖供養の重要性や仕事内容についてポルトガル語で講演した。

先祖供養の重要性などが語られた座談会

 大戸さんは、世代交代が進む中、「子弟に先祖供養などの文化を伝え、先祖の霊を大事に扱うことが大切」と説いた。

 長浜さんは、2000年に沖縄から来伯した神人に呼ばれ、1年ほど沖縄に滞在した経験を紹介した。

 実行委員長の比嘉玉城マリアさんは「沖縄文化、ウチナーンチュのタブー(禁忌)」をテーマにした第1回座談会を開いたところ、多くの来場があったことを振り返り「座談会中、ユタの話題も出て多くの人が興味を示していた。沖縄の文化を理解するためにも、取り扱わなければならない話題だった」と語った。