【東京】日本人4人目となる国際ボクシング殿堂入りを果たした元世界ジュニアフライ(現ライトフライ)級王者で、13連続防衛の日本記録を持つ具志堅用高さん=石垣市出身=の殿堂入りを祝う会が29日、都内のホテルで開かれた。新旧の世界王者14人のほか、芸能関係者や県関係者ら約250人が盛大に祝った。

新旧の世界王者ら14人から祝福される具志堅用高さん(中央)=東京都内(石川亮太撮影)

 具志堅さんは「約45年前、私のヒーローだった大場政夫さんの写真を学生証に入れてボクシングを始めた。大場さんと一緒に殿堂入りできて本当にうれしい。みんなに支えられての殿堂入りだ」と言葉を詰まらせた。山中慎介、内山高志の両現役王者には「僕の防衛記録を塗り替え、ボクシング界を盛り上げて」とエールを送った。

 そして「次の目標はジムから世界王者を誕生させる」と強調。まな弟子で、11月に世界戦を控える世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級2位の江藤光喜と、弟で東洋太平洋(OPBF)スーパーフェザー級1位の伸悟にハッパを掛けた。

 江藤光は「会長はそうそうたる世界王者の中でも偉大だ。自分もチャンピオンにならないと、と強く思った」と表情を引き締めた。発起人の一人でタレントの片岡鶴太郎さんは「具志堅さんは芸能界でも無敵だ。ボクシングと同じで手数が多いから、若手はその勢いにやられてしまっている」と話し、会場の笑いを誘った。(石川亮太)