東京商工リサーチ沖縄支店は30日、2014年度の県内建設業完成工事高ランキングを発表した。売上高10億円以上の対象企業は前年度から21社増の162社。完工高総額は13%増の3722億1600万円だった。那覇空港滑走路増設や、ショッピングセンターなどの大型工事が公共、民間とも相次いだほか、消費税増税前の駆け込み需要で住宅需要も高まり、3年連続で増加した。

 友利政人情報部長は「建設業の倒産件数も減少しており、景気の良さが表れている。本年度も好調が続くだろう」としている。

 162社のうち、増収企業は116社で14年ぶりに100社を超え、全体の72%を占めた。減収は45社で28%。

 1位は30年連続で國場組。大型商業施設やホテルなどで民間が伸びたが、公共が減少し、1%の減収となった。

 2位は8年連続で沖電工となった。病院新築の大型工事があったが、公共電気工事が落ち込み0・1%の微減。

 3位は屋部土建で公共土木工事に加え、リゾートホテルやマンションなどの受注が好調となり初めて100億円を突破した。

 4位の金秀建設はホテルや商業ビルの大型工事で1・6%の増収。5位は大米建設で、公共土木工事とホテルなどの民間も伸び10・7%の増収となった。

 6位のアメリカンエンジニアコーポレイションは土木と電気工事が減少し、8%の減収だった。7位は大城組で大幅に伸びた前期の反動で0・2%の微減。8位の仲本工業は民間の大型工事が増え2・5%の増収。

 9位は4年連続で太名嘉組。大型商業施設、マンションの受注で2・2%増。10位はりゅうせき建設で、民間と公共で大型受注があり、53・3%増だった。初めてベスト10に入った。