本部町嘉津宇の山々で松食い虫の被害が目立っている。地元に住む古波幸子さん(71)は「3年前からスンナバルの松も全部赤くなっているし、ムラウチの松も1本は倒れ、残る1本も立ち枯れた」と話す。

松食い虫被害で赤くなったリュウキュウマツ=本部町大堂

 宮里昌子さん(82)、玉城美智子さん(72)は「キノコやヤマモモを採っていた山が真っ赤になった。とても寂しいね」と口をそろえる。親川須枝子さん(79)も「時々レンタカーが来て紅葉だと言われる。皮肉なことです」と元気がない。

 隣の大堂の県道115号沿いは街路樹の松も複数の木で赤い葉が目立つ。嘉津宇を挟んで反対側の北里の中田正春さん(92)は「5年ほど前からひどくなった。松食い虫被害でリュウキュウマツがなくなってしまう」と話した。(玉城学通信員)