琉球王国時代の文化を鮮やかに再現する「首里城祭」(主催・同実行委員会、共催・沖縄タイムス社)が31日始まり、首里城公園の「伝統芸能の宴」では、踊り手が舞踊や民俗芸能を披露して訪れた人を魅了した。3日までの期間中、琉球王朝の絵巻行列をはじめ、さまざまな催しが行われる。

伝統芸能の宴で開幕した首里城祭。華やかな衣装と優雅な舞が観衆を魅了した=31日午前、那覇市・首里城公園(長崎健一撮影)

 首里城公園ではこの日、琉球王国の即位式を再現した「冊封使行列・冊封儀式」も行われ、中国皇帝の使者に扮(ふん)した一行が、きらびやかな衣装を身にまとい首里城に向かう一幕を再現。米国カリフォルニア州から訪れたオリバレス・ジュリアさん(29)は「写真で見るのとは違い、衣装がきらびやかだったのが印象的。歴史的背景の説明も分かりやすかった」と見入っていた。

 伝統芸能の宴は2日まで。1日は琉球王朝絵巻行列が那覇市の国際通りで行われ、午後5時からは首里城公園内で万国津梁の灯火(ともしび)がある。最終日の3日は、同公園で琉球王朝祭り首里「古式行列」を開催する。