米大手投資銀行モルガン・スタンレーの関連会社で不動産投資を担当するモルガン・スタンレー・キャピタルなどは1月31日、1974年に開業した那覇市松川の都ホテルの全面改修に向け、同ホテルで安全祈願祭を行った。2月に着工し、ことし8月のオープンを目指す。新ホテルは「ノボテル沖縄那覇」。フランスに拠点を置くアコーホテルズの上級ブランドチェーン「ノボテル」で、全国唯一となる。客室は都ホテルより21室多い328室に増やす。

安全祈願祭に臨む関係者ら=31日、那覇市松川の都ホテルロビー

 設計は乃村工藝社(東京都)、施工は外装を清水建設(同)、内装を丹青社(同)が手掛ける。総支配人には、那覇市旭町のリーガロイヤルグラン沖縄の前総支配人、坂本公敏氏が就く。

 新ホテルは都ホテルと同じ地下1階、地上15階。最上階ある塔の部分は、プレミアムフロアの宿泊者向けのラウンジにする。チャペルは撤去し、代わりにプールとBBQエリアを設ける。1階ロビーにはノボテルの特徴であるカフェを併設。新たな耐震基準を満たすよう全面的に補強する。

 モルガン・スタンレー・キャピタルは1月31日付で、土地と建物を近鉄不動産(大阪市)から取得した。運営は現地法人「琉球ホテルマネジメント」が行う。都ホテルの社員やパート、アルバイト計124人のうち、転籍を希望した約70人全員を雇用する。