2016年5月に共謀して台湾からヨットに乗って覚醒剤約597キロ(末端価格約417億円)を密輸しようとしたとして、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入未遂)などの罪に問われた船長で台湾籍の被告(45)の裁判員裁判の判決公判が1日、那覇地裁であった。多田裕一裁判長は、懲役25年、罰金1千万円を言い渡した。

那覇地裁

 判決理由で多田裁判長は「共犯者の中で主導的な立場にあり、(犯行で)重要な役割を果たした」と批判。「密輸組織の指示を受けていた可能性があり、国内に大きな害悪がもたらされる危険性は否定できない」と判示した。

 検察側は懲役30年、罰金1千万円を求刑していた。判決を受け、弁護側は「被告人と相談して控訴するか検討したい」とした。