必要とする子に贈ってほしいと、新品のランドセル2個やリュックサック、水筒などが昨年末までに沖縄タイムス社に届いた。送り主は北海道函館市に住む会社経営の男性。ランドセルなどは、那覇市母子寡婦福祉会(平良君代会長)を通してひとり親家庭の子どもたちに手渡される予定。

北海道からランドセルなどが届けられたことを喜ぶ那覇市母子寡婦福祉会の平良君代会長(左)と安里妙子事務局長=沖縄タイムス社

 平良会長が1日、安里妙子事務局長とともに沖縄タイムス本社を訪れ「匿名でプレゼントしていただき、すばらしいチムグクル(肝心)に感謝したい」と語った。

 男性は子どもの貧困をテーマにした2016年の本紙連載に共感し、子ども支援に取り組む沖縄県内の団体に学用品や食品などの寄付を続けている。同会では新年度に向け、企業などからの寄付を活用し新小学1年生36人の家庭にランドセルを用意してきたといい、平良会長は「今回のプレゼントでほぼ全員にそろえることができる。子どもたちの笑顔が一番。本当にありがたい」と感謝した。

 仲介した沖縄タイムス社の石川達也編集局長は「ぜひ大切に使ってほしい」と語った。