【森田のりえ通信員】琉球國祭り太鼓ロサンゼルス支部は10月18日、ロサンゼルス近郊レドンド・ビーチ市の劇場で支部設立20周年記念コンサートを行った。1994年支部設立は、ワシントンDCの桜祭りで沖縄の人たちによる太鼓演奏がきっかけ。

ダイナミックな演奏を披露する琉球國祭り太鼓ロサンゼルス支部のメンバーら=ロサンゼルス近郊レドンド・ビーチ市

 沖縄舞踊の師匠真境名愛子さんによると、その帰途、ロサンゼルスに立ち寄った3人に1週間居残ってもらい、特訓を受けたことがきっかけになったという。

 この日のために応援に駆け付けたペルー、ブラジル、埼玉、沖縄、宮古島、テキサス、オハイオの25人とロサンゼルス支部30人合わせて55人の若者が、ビートの効いたダイナミックな演奏を2時間にわたって披露。

 太鼓と沖縄伝統舞踊を組み合わせ、獅子舞2匹がステージや客席を駆け回り、観客を楽しませた。各地から集まった人たちと即合同演奏ができるのは、太鼓の振り付け、衣装とも世界共通だからできることだという。

 北米沖縄県人会会長國吉信義さんは「コンサートのサブタイトル『ウチナー・チム・ドンドン』にあるように沖縄ではチムワサワサ、チムヂュラサンというように『チム』を使った言葉が非常に多い。チムとは肝のことで『肝のすわった人』とか『…肝いり』などとよく使われる」と話した。

 太鼓をたたきながら歌うエネルギッシュな動きと笑顔を絶やさない演奏は、1200人余りの観客の心をチムドンドンさせてくれた。