沖縄総合事務局が、地域高規格道路「沖縄西海岸道路」の那覇市若狭~浦添市港川など3区間の道路整備に向けた検討を始めていることが2日、分かった。現在、路線の必要性や整備効果について調査を進めている。整備が実現すれば、県内各地へのアクセス向上や交通渋滞の緩和が期待される。

総事局が道路整備に向けて調査を進めているエリア

 若狭~港川以外に、宜野湾市宇地泊~同市伊佐、北谷町浜川~嘉手納町兼久の整備も検討している。

 今後予定されている米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の返還や、浦添市などが構想するキンザー沖を埋め立てて港湾施設やリゾート地を整備する西海岸開発計画が実現すれば、周辺道路で交通渋滞がひどくなることが予測される。また、国道58号宜野湾バイパスでは慢性的に渋滞が発生しており、総事局は地域高規格道路の整備を進めたい考え。調査を継続し、事業化に向けた検討は今後、本格的に進めるとした。

 国が計画する「沖縄西海岸道路」は読谷村から糸満市を結ぶ。長さは約50キロメートル。西海岸道路には3月18日に開通を控える浦添北道路も含まれる。浦添北道路は片側1車線での開通となるが、今後は、交通量の状況を見て車線の増設も検討するという。(政経部・比嘉桃乃)