2018年(平成30年) 4月22日

沖縄タイムス+プラス ニュース

比嘉大吾、防衛戦調印式でKOに意欲「倒して特別な王者に」 WBCフライ級タイトルマッチ

 世界ボクシング評議会(WBC)世界フライ級タイトルマッチは4日、沖縄県立武道館で行われる。2度目の防衛に臨む浦添市出身の22歳、比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)=14戦14勝14KO=と、同級世界9位の挑戦者モイセス・フエンテス(メキシコ)=30戦25勝14KO4敗1分け=の調印式が2日、那覇市内のホテルで行われた。沖縄での世界戦は具志堅用高氏以来37年ぶり4度目。

調印式で記者の質問に答える比嘉大吾(右)。左は具志堅用高会長=2日午後、ロワジールホテル那覇

医師の検診を受ける王者の比嘉大吾(中央)。左は挑戦者のモイセス・フエンテス

調印式で記者の質問に答える比嘉大吾(右)。左は具志堅用高会長=2日午後、ロワジールホテル那覇 医師の検診を受ける王者の比嘉大吾(中央)。左は挑戦者のモイセス・フエンテス

 県出身の元世界王者、浜田剛史氏が持つ15戦連続KO勝利の日本記録が懸かる比嘉は「倒してこそ特別なチャンピオンになれる。しっかりKOで勝ちたい」と意欲を語った。

 予備検診では両者ともに異常なし。3日には前日計量がある。4日は午後5時から7試合があり、メインの比嘉-フエンテスは午後8時開始予定。

15連続KOに自信

 胸囲97センチ。22歳の王者比嘉大吾は、昨年10月の初防衛戦とほぼ変わらない鋼の肉体をつくり上げてきた。

 「試合に100パーセントで挑めるのが自分。KO勝ちを狙っていく」と、地元で挑む15戦連続KO勝利に自信を見せた。減量も順調さを強調。3日の計量に向け、リミットの50・8キロにあと300~400グラムまで迫っているという。

 沖縄での世界戦は過去に島袋武信氏、フリッパー上原氏、具志堅用高氏がいずれも敗れている。「しっかり練習して備えてきた。成果を出して、勝って乗り越えたい」と、県民の悲願に応えるつもりだ。

 挑戦者モイセス・フエンテスについては「体をしっかりつくり上げていて、最高のコンディションで来ると思う」と印象を語った。

 「県民が盛り上がってくれている。良い試合をして、全国のファンにも自分のボクシングを見せたい」と比嘉。具志堅会長は「大吾が沖縄にまたボクシングブームを起こすと信じている。いつも以上に素晴らしい試合になる」と期待した。

打ち合い望む 30歳の挑戦者「自分の強さ感じる」

 世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級とライトフライ級2階級で世界王座を経験した30歳の挑戦者モイセス・フエンテスは、今回に備えてバンタム級の選手を相手に144ラウンドのスパーリングをこなしてきた。「階級を上げて、さらに自分の強さを感じている」と自信を見せている。

 比嘉の印象は「偉大でハングリー精神にあふれている」。15連続KO勝ちの記録が懸かる比嘉に対し「私も(3階級制覇の)記録が懸かっている。困難な課題だが不可能ではない」と譲らない。比嘉に向けて「貪欲に出てきてほしい。私もKOボクサーとして応えたい」と打ち合いを望んだ。

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