名護市辺野古の新基地建設に抗議する市民ら約100人は3日午前6時から約3時間、米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込んだ。警備に当たる県警機動隊も約150人が出動し、市民らを抱え込むなどして強制的に排除。現場は一時緊迫し、市民らと機動隊のにらみ合いが続いた。

 4日にも警視庁から機動隊が派遣され、ゲート前に初めて配備される予定。市民らは「決して屈しない」と結束を強めている。

 ゲート前での県警の過剰警備に反発した市民らは午前8時過ぎ、国道329号の路側帯に移動。一列に並んで「工事を今すぐ止めろ」などと訴えた。機動隊は市民らの手足をつかんだり、両脇を抱えて押し出したりして強制排除。市民らと機動隊のにらみ合いが約1時間にわたり続いた。

 午前9時30分からの抗議集会では、平和運動センターの山城博治議長が「警視庁機動隊の配備を控えているからなのか、今日から県警の態度が変わり、警備が厳しくなった。座り込んでも排除、立っても排除でむちゃくちゃだ」と指摘。

 早朝から抗議を続けた市民らに「警視庁から機動隊が来るなら、その倍の人数を集めて抗議しよう。約1年半、現場を守ってきた我々は負けない。全国の仲間と手を結ぼう」と訴えた。