稲嶺さん 妻の肩抱き「ありがとう」

 稲嶺進さん(72)は午後8時ぎりぎりまで名護市内を駆け回った。市大中の後援会本部に戻ると支援者らの大きな拍手に迎えられた。

選挙戦を終えて甘酒を飲み、一息つく稲嶺進さん=3日午後8時すぎ、名護市大中の選挙事務所

選挙戦を終えてお茶を飲み、一息つく渡具知武豊さん=3日午後8時すぎ、名護市大南の選挙事務所

選挙戦を終えて甘酒を飲み、一息つく稲嶺進さん=3日午後8時すぎ、名護市大中の選挙事務所 選挙戦を終えてお茶を飲み、一息つく渡具知武豊さん=3日午後8時すぎ、名護市大南の選挙事務所

 たすきを妻の律子さん(71)の肩に掛け、抱き寄せてささやいた「ありがとう」の言葉。翁長雄志知事の妻樹子さん(62)らが見守り、涙をこらえきれない人もいた。

 打ち上げ式に来た子どもの応援の手紙を読んで「多くの人に支えられ、絶対負けられないと四六時中考えていた」としみじみ語る。

 差し入れの「必勝ムーチー」を頬張ると、「クワッチーサビラ」といつもの笑顔が広がった。

渡具知さん 涙と笑顔で「感極まった」

 渡具知武豊さん(56)は午後8時に名護市大南の選挙事務所に戻り、出迎えた支援者と握手を交わした。

 妻の由利子さんがたすきを外し、あいさつに立った渡具知さん。「自民、公明、維新など多くの人が…」と感謝を伝えようとしたが、こらえきれずに大粒の涙があふれた。

 「あすまで頑張りましょう」と励まされ、出された熱いお茶をすすると、いつもの笑顔が戻った。

 「保守中道が一致した記憶にない選挙。感謝の気持ちで感極まった」と笑い、「あすの選挙結果を期待したい」と気を引き締めた。