自然環境に配慮したバッテリー交換式電動スマートスクーターを貸し出すシェアリングサービス「GO SHARE」が5日から石垣市内で始まる。住友商事の子会社e-SHARE石垣(高橋良幸社長)の運営で、台湾に本社があるGogoro(ゴゴロ)社製のスクーターを国内で初めて導入。エコアイランド化への新たな取り組みがスタートする。

電動スマートスクーターを試乗する参加者。後方にあるのが充電ステーション=石垣市川平

地域住民向け利用も検討

 石垣港離島ターミナル内の安栄観光などが貸出窓口で、市役所第2駐車場など市内4カ所に充電ステーションを設置した。バッテリーの交換方法が最大の特徴で、充電済みのバッテリーを10秒ほどの作業で装着できる国内初のシステム。災害時の緊急電力としての活用も想定している。

 現在、スマートフォンを鍵代わりに利用できる専用アプリを開発中といい、予約や支払いサービスもできるようになるという。当面のサービスは観光客対象だが、今春をめどに地域住民向けの利用システムや料金設定を構築する。

 サービス開始に向け戦略的パートナーシップを締結した沖縄ツーリスト(東良和会長)が利用窓口業務やツアー企画など運営を支援。2018年度で100台導入し、初年度は利用者7千人を目指す。利用料は1時間当たり50ccクラスで1500円、125ccクラスで2500円。

 1月31日は関係者や報道向けの現地説明会と試乗会があり、市職員らが試乗した。市企画政策課の山城直さん(28)=市宮良=は「機動時もスマートだし、音もすごく静かでスムーズに走れた。乗り心地も良いし、これなら普及するかも」と満足げに話した。