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沖縄の歴代王者、「名伯楽」しのぶ 金城眞吉さんに10カウントゴング

2018年2月5日 10:10

 興南高校と沖縄尚学高校で計45年間ボクシングを指導し、具志堅用高さんら延べ40人の全国王者を育て、昨年11月16日に73歳で亡くなった金城眞吉さんを追悼する「10カウント」セレモニーが4日、世界戦前に執り行われた。ゴングが鳴り響く中、教え子や超満員の観客が「ボクシング王国・沖縄」を築いた名伯楽に哀悼の意をささげた。

金城眞吉さんと中真茂さんを追悼する「テンカウントゴング」が鳴り響く中、黙とうするボクシング関係者=4日、沖縄県立武道館

 金城さんの遺影を抱いた長女の宮里智江さん(43)と次男の金城英樹さん(40)のほか、県出身歴代世界王者の具志堅さんや上原康恒さん、友利正さん、浜田剛史さん、平仲信明さんもリングに上がった。東洋大学監督時代の金城さんから教えを受けた、世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者の村田諒太選手らもリングに立ち冥福を祈った。

 英樹さんは「本当はおやじと一緒に大吾の試合を観戦したかった。この機会をつくってくれた具志堅さんに感謝したい」、智江さんは「あれだけの歴代世界王者が一緒に並んでくれて、お父さんのすごさを改めて感じた。うるうるした」と感慨深げだった。

 比嘉大吾選手の勝利後、具志堅さんは「試合前、金城監督の仏壇に『大吾を防衛させ戻ってくる』と誓った。勝てて本当によかった」と話した。

 10カウントでは金城さんの教え子で、昨年11月7日に65歳で急逝した沖縄ワールドリングジム前会長の中真茂さんの追悼も一緒に行われた。次男の光石会長は「おやじも沖縄ボクシング界に貢献したんだと思った。今度は僕が世界王者を育てて恩返ししたい」と述べた。

名伯楽のミット―ボクシング王国・沖縄金城眞吉の道
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