【森田のりえ通信員】ビバリーヒルズ・ハイスクールに通う増田怜音さん(16)がこのほど、全米高校奨学生協会(The National Society of High School Scholars=NSHSS)の2018年度アンバサダーに選ばれた。東京生まれの怜音さんは、1999年度準ミス日本で沖縄出身の赤嶺里奈さんの娘。

アンバサダーの認定証を手にする増田怜音さん

 世界各地のNSHSSのメンバーの中から選ばれた30人の1人。日本人では初の快挙となった。

 1年間のアンバサダー活動では、ニューヨークにある国連本部の視察をしたり、国際的な場でスピーチしたりする機会が与えられる。

 NSHSSは、これから世界を担う高校生のためにクレス・ノーベル氏らが2002年に設立した財団。財団のメンバーになるには、まず学校側の推薦が必要で、日頃の成績だけでなくパーソナリティー、生活態度、課外活動、言語能力などが審査される。

 増田さんは入会審査とは別に、さらに難関のアンバサダー審査を受けた。優秀な成績に加え、エッセー「世界を変えるには」、2カ国語以上の外国語能力、ボランティア活動、インタビューなどの選考基準を突破し、アンバサダーに認定された。

 増田さんは物心がついた時から母と一緒に、雑誌やコマーシャルなどに出演していた。7歳からユニセフキッズ大使も務め、さまざまなボランティアやイベントにも参加。また、10歳の時、日米合作映画「アメリカン・ピアノ」のオーディションを受け、未経験にもかかわらず監督自らの指名で主演に抜てきされた。カンヌをはじめ、国内外の映画祭で称賛されたのをきっかけに本格的に女優の道を歩み始めた。

 12歳の時に母と渡米、拠点をハリウッドに移した。17年のディズニー長編映画「マジック・キャンプ」に出演。現在、テレビや映画を中心に日米バイリンガル女優として活躍している。

 高校卒業後は、西海岸の名門校スタンフォード大学を目指している増田さん。「将来はハリウッド女優という仕事を通して日米の懸け橋になりたい」と夢を語った。