2018年(平成30年) 2月21日

沖縄タイムス+プラス ニュース

比嘉大吾、2階級制覇も視野 連続KO勝利「もっと上の目標に」

 4日に沖縄県立武道館であった世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチで2度目の防衛に成功し15試合連続KO勝利の日本記録に並んだ比嘉大吾(22)=浦添市出身、宮古工業高出、白井・具志堅スポーツ=が5日、那覇市内のホテルであった記者会見で「自分はもうフライ級では長くない。できるだけ早く(他団体の王者と)統一戦をしたい。できなければ上の階級に行きたい」と話し、統一戦の実現を望みながら、スーパーフライ級への転向による2階級制覇も視野に入れた。

世界タイトル防衛から一夜明け、試合を振り返る比嘉大吾=5日午前、ロワジールホテル那覇(金城健太撮影)

具志堅用高会長(右)とトロピカルジュースで乾杯する比嘉大吾

世界タイトル防衛から一夜明け、試合を振り返る比嘉大吾=5日午前、ロワジールホテル那覇(金城健太撮影) 具志堅用高会長(右)とトロピカルジュースで乾杯する比嘉大吾

2階級制覇 意欲見せる

 比嘉は同級9位のモイセス・フエンテス(メキシコ)に1回2分32秒KO勝ちし、15戦15勝(15KO)。

 連続KO勝利について「次の16連続は初めての記録になる。しっかり狙ってKOして、20連続などもっと上の目標につなげていきたい。全部倒しに行くというボクシングをやりとげたい」と話し、記録更新に意欲。沖縄で37年ぶりの世界戦を「沖縄じゃなかったら、こんなに熱い声援はなかった」と振り返り「全国でも名前を知られる人気ボクサーになる」と話した。

 37年前、沖縄で14度目の防衛戦で敗れた具志堅用高会長は「沖縄で防衛できて何よりうれしい。チャンピオンが私に幸せをくれた」と喜び「今後、年に1度は沖縄で試合をしたい」と希望を語った。

 具志堅会長は次戦について5月ごろにも同級1位のモハマド・ワシーム(パキスタン)との指名試合が濃厚とする一方、防衛戦を観戦に来ていた世界ボクシング機構(WBO)世界ライトフライ級前王者でWBCフライ級4位の田中恒成(畑中)との対戦も望んだ。

 今回の県立武道館は収容人数3千人で、チケットは発売から約10分で完売したことから「次に沖縄で開催するなら大きい試合をやりたい」と県立武道館よりも収容人数の多い施設での開催を要望。沖縄コンベンションセンターや沖縄セルラースタジアム那覇などを候補に挙げた。

 今回、具志堅会長が沖縄での防衛戦を急いだのは、世界ボクシング協会(WBA)で当時フライ級王者だった井岡一翔氏と大みそかに望んでいた統一戦が井岡氏の王座返上と引退でかなわなかったこと、具志堅会長の師匠で昨年秋の時点で危篤状態にあった故金城眞吉氏が生きているうちに試合を見せたかったことが背景にある。

名伯楽のミット―ボクシング王国・沖縄金城眞吉の道
磯野 直
沖縄タイムス社
売り上げランキング: 635,938

野球・ゴルフ・サッカー・バスケ・・・プロからアマまでスポーツ全記事、読み放題! >>「沖縄タイムス+プラス スポーツ」

あわせて読みたい

関連リンク

沖縄タイムス+プラス ニュースのバックナンバー

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム
24時間 1週間
24時間 1週間