【台北市で照屋剛志】オリオンビール(浦添市、嘉手苅義男社長)は7日、台北市の統一阪急百貨店でオリオンビアフェストin台湾を開いた。オリオンビールや泡盛、黒糖などの県産品を販売した。沖縄観光コンベンションビューロー、美ら島財団も出展し、沖縄の物産と観光をPRした。ディアマンテスら県内で活躍するアーティストが会場を盛り上げた。8日まで。

オリオンビールで乾杯する来場者ら=7日、台北市

 台湾でのビアフェストは昨年に続き2回目。2日間で1万人の来場者を見込んでいる。昨年は7千人の来場があった。売り上げ目標は20リットル樽(たる)140本。

 イベント開幕の午後2時から、会場の500席は満席となり、多くの若者や家族連れなどでにぎわった。カップルで訪れた陳泰潤さん(台北市)は「オリオンビールは日ごろから飲んでいる。飲みやすくておいしい」と笑顔。「沖縄は青い海があり、住んでいる人も明るいイメージ。近いうちに訪れたい」と話した。

 台湾で9店舗の焼き肉店を展開する胡同(フートン)は会場にブースを構え、焼き肉や焼き鳥を提供。史紹閎エリアマネージャーは「昨年よりも客足が伸びている。品質の高いオリオンビールは人気があるので、全店で取り扱っている」と話した。

 同社の台湾進出は1997年。オリオンビール樽生を飲食店向けに出荷している。2010年には台湾ファミリーマートなどの量販店で350ミリリットル缶、14年には500ミリリットル缶の販売を始めた。14年度の台湾への出荷量は960キロリットル、本年度は1500キロリットルを目標にしている。

 嘉手苅社長は「台湾からの観光客が伸びる中、オリオンビールの認知度も上昇している。イベントを通して、さらに出荷量を拡大したい」と話した。