【東京】島尻安伊子沖縄担当相は9日、内閣府で沖縄の貧困問題に関する有識者との懇談会を開き、国と沖縄県、全市町村が連携して対策に取り組めるよう、意見交換する場を新たに設置する考えを示した。年内の開催に向けて県や市町村に呼び掛ける方針。

島尻安伊子沖縄担当相

 島尻氏は「子どもの貧困と言っても幼児、小学校、中学校、高校など発達段階で課題が異なり、社会福祉や雇用の問題など広範な分野にわたり複雑に結び付いている。国と県と市町村が密接に連携することが大切だ」との考えを示した。

 会合には、沖縄国際大学の山入端津由教授や大井琢弁護士、県母子寡婦福祉連合会「ゆいはぁと」統括責任者の小那覇涼子氏ら県内外から6人が参加。拠点となる機関や団体への橋渡し役の専門家の配置、夜間も含めた子どもの居場所の確保-などの意見が上がった。