台湾東部花蓮県で発生したマグニチュード(M)6・4の地震を受け、台湾との交流の深い沖縄県内で、支援の動きが始動している。

 那覇市久茂地にある台北駐日経済文化代表処那覇分処(蘇啓誠処長)には8日、個人や団体から義援金の持ち込みや問い合わせが相次いだ。マラソンを通じて沖縄と台湾の交流を続けている「沖縄・台湾交流振興会」沖縄側代表の平田久雄さん(67)=那覇市=は同日、義援金として10万円を那覇分処に届けた。

 平田さんは「台湾にいる友人たちにも連絡が取れ、みんなの無事を確認できた。今後、どんな支援ができるか考え、周囲にも呼び掛けたい」と話した。

 県内に住む台湾出身者でつくる「琉球華僑総会」の張本光輝会長(72)は「地震発生後すぐ、会員約350人に義援金を送ろうと呼び掛け、8日までに30万円集まった」と説明。「震源地の花蓮県には友人がいるが、電話がつながらない」と心配しつつ「情報収集しながらさらに義援金を呼び掛け、台湾の人たちに届けたい」と語った。

 花蓮市と姉妹提携を結んでいる与那国町は8日までに、義援金を募って台湾に送ることを決めた。週明けにも町役場に募金箱を設置し、町民に協力を求める。予算措置による支援も考えており、町議会3月定例会に提案する方向で検討している。

 また石垣市も同日、義援金を送るために市役所内や市立図書館に募金箱を設置し、市民に協力を求めている。