2018年(平成30年) 2月21日

沖縄タイムス+プラス ニュース

「心ない言葉もあったけど」 宜野湾の保育園、署名12万筆集まる 米軍ヘリの飛行停止要請へ

 昨年12月に沖縄県宜野湾市野嵩の緑ヶ丘保育園に米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリの部品が落下したとみられる事故で、保育園の父母会(宮城智子会長)が米軍ヘリの保育園上空の飛行禁止などを求めて集めた署名が9日までに、12万筆を超えた。宮城会長(48)らは9日午前、県庁に翁長雄志知事を訪ね、政府への署名提出のため上京することなどを報告した。

翁長雄志知事(左から3人目)に12万を超える署名数を報告した緑ヶ丘保育園父母会の宮城智子会長(同2人目)ら=県庁

 宮城会長は「(保育園への)心ない誹謗(ひぼう)中傷もあり心痛い思いもしたが、それ以上に温かい言葉や励ましをいただき励みになった」と多くの協力に感謝。神谷武宏園長(55)は「米軍はいまだに事故と認めていない。事故でなければ事件として誰が落としたか明らかにしてほしい」と訴えた。

 翁長知事は「子供たちの安心安全は全ての価値観の上に立つ。署名の思いを日米両政府に届け、今ある仕組みをどう変えていくか。これからも一緒になって頑張っていきましょう」と応じた。

 署名は事故の原因究明までの飛行停止や再発防止などを要望。父母会によると8日現在、12万1950筆が集まり、県外の賛同者が約6割を占めている。保護者6人と神谷園長は13日から2日間の日程で上京し、内閣府、防衛省、外務省へ署名を提出。政党への要請や日本外国特派員協会での会見も予定されている。

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